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セルフコントロール研究所 ~ ともぞうブログ

2010/03/09(火) 23:38:58

[ダイエット] シャングリラ・ダイエット再び

最近リバウンドしかかっています。
なぜか、すごく食欲があるんです。
で、『シャングリラ・ダイエット~全米ベストセラー!「食事制限」なし!「運動」なし!の魔法のダイエット~』という本を思い出しました。

以前にもシャングリラ・ダイエットについて書きましたが、その時は「この本に書いてある根拠、なかなかおもしろい。一読をおすすめします」と書きながら、「私は読んでも痩せられませんでした」で済ませています。
でも、この本、『ヤバい経済学 [増補改訂版]』で紹介されてて、監訳者は、あの田口元さん。GTD大好きっ子(ラジオネーム風)としては、これは信用できるに違いないと思いますよ。その上、監訳者まえがきで

新しい家電やソフトウェアを買った後にマニュアルを見直して「こんな設定あったんだ!」と驚くことがたまにあるが、シャングリラ・ダイエットとの出会いはそうした体験に似ている。


と、素晴らしい紹介。表紙とか、すっごく胡散臭いんですけどね……。

で、そのおもしろい根拠というのが、ちょっと説明が面倒なので省略してたんですが、ぼくの勝手な解釈で簡単に言うと、食欲は学習した味を得たいと感じることだ、ということです。
どういうときに味を学習するかというと、身体がカロリーを得たことを感知したとき。つまり、「この味のものを食べればカロリーが得られる」と無意識が学習する。すると、無意識が味を欲しがるわけです。空腹感の有無に関係なく。味が濃いほど、毎回同じ味であるほど、強烈に学習して、依存症みたいになってしまう。
身体がカロリーを得ても、それが味と結びつかなければ、無意識は味を求めない。
だから、味がなくカロリーだけがある食品を摂取することで、時間の経過につれて、これまで無意識が学習した食欲がなくなり、やせるというわけです。
(あえて、セットポイントという概念は使わずに考えてみましたが、むずかしいですね……)

本に、たくさん実験結果とか考察とか載ってますので、やっぱり、一読をおすすめしますw
ダイエットだけじゃなく、いろいろなセルフコントロールに応用できそうな気もしますので、また考えたいと思います。
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