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セルフコントロール研究所 ~ ともぞうブログ

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2011/04/05(火) 23:11:01

[教養] 受験参考書の思い出

今から考えると、大学受験の勉強って楽しかったな、と思います。
ぼくは塾や予備校には行かず、ひたすら好みの参考書をかき集めて勉強していました。
良い参考書に出会うと、うれしくてしょうがなかった。

覚えている本は

ビジュアル英文解釈 (Part1) (駿台レクチャーシリーズ)
ビジュアル英文解釈 (Part2) (駿台レクチャーシリーズ)
英文解釈その読と解 (駿台受験シリーズ)
梵我堂の〈本音で迫る小論文〉 (受験面白参考書)
『世界史講義の実況中継』
『なべつぐのあすなろ数学』

というところですが、他にもありました。

「受験勉強なんて役に立たない」。当時はそれを否定する声もあまり大きくなかったように思います。でもぼくは、勉強しながら、「そんなことはない」と思っていました。実際、『読と解』なんかを読んでみればわかります。英文を読んで感動するという貴重な経験をさせてくれ、人間としても成長させてくれた(少なくとも、そんな気にさせてくれた)のは、受験参考書でした。
『読と解』は、十数年経った今も大事に持っているので、見ながらちょっと引用します。

Strange is our situation here upon earth. Each of us comes for a short visit, not knowing why, yet sometimes seeming to find a purpose.
From the standpoint of daily life, however, there is one thing we do know: that man is here for the sake of other men-above all, for those upon whose smile and well-being our own happiness depends, and also for the countless unknown souls with whose fate we are connected by a bond of sympathy. Many times a day I realize how much my own life is built upon the labors of my fellow-men, and how earnestly I must endeavor to give in return as much as I have received. My peace of mind is often troubled by the depressing sense that I have borrowed too heavily from the work of other men.


一つ目の英文がこれでした。解説に12ページ費やしてます。その最後の方で、大事なことが明かされます。

筆者は人類に宇宙の謎を解き明かしてくれたあの物理学者アインシュタイン(Einstein)。偉大な業績に比してこの謙虚な想い、宗教的とも言うべき省察と称すべきなのだろうか? いや、ひたすら正確な人間存在の考察が、自然、この思いを生んだだけのはずだ。


苦労して理解するからこそ余計感動する、というのもあるんですが、やっぱり内容的に良いと思います。
他にも、「恥ずかしがり屋はいけないの?」「人間は弱肉強食でいいのだろうか?」「不具の身ゆえに得た宝物」「生まれつき人との競争が嫌いな私」「思考における言語の機能」「読書はネクラ?」等々、感動的な英文が解説されています。

まあ、今は売ってないんですが……。

『なべつぐのあすなろ数学』も、ユニークでおもしろい本だったんですが、残念ながら、今は手元にありません。
うろ覚えですが、こんな事が書いてありました。

「大学に絶対に合格する方法を教えてあげよう」
「そんな方法あるんですか?」
「ある。ただし、実行できれば、だが」
「教えてください」
「落花生を一袋買って帰れ。そしてそれを毎日、一粒の半分ずつ、必ず食べるんだ。1年間、1日でも欠かしてはいけない。1日でも欠かしたら、合格できない。カンタンだろ?」


そう、これが、意外とできないんです。たかが落花生を食べる程度のことが、1年間毎日続けられない。逆に、1年間毎日続けられさえすれば、何とかなる。今考えても、ああすごいこと書いてあったな、と思います。

大学に合格してからは、あまり勉強しなくなってしまいました。勉強の楽しさも、勉強が役に立つということも知っていたんだけど、しなかった。やっぱり、なんとなく、では、真剣に楽しむこともできないんだな、と思う今日この頃です。
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